「関東の山車人形と成田衹園祭展」

内容 |
人形師「原舟月」の作品など関東各地にある有名な山車人形と成田衹園祭のポスターや古写真、山車の模型の展示を行います。 (6月21日(火曜日)から24日(金曜日)までの間に一部の山車人形の展示替えを行います。) 前半展示期間:2022年6月 4日(土曜日)から6月19日(日曜日)まで ギャラリーCDE 後半展示期間:2022年6月25日(土曜日)から7月10日(日曜日)まで ギャラリーABCDE ※成田衹園祭のポスターや古写真、山車の模型などは、5月28日(土)から5階ギャラリーEにおいて展示します。 人形師情報 原 舟月(はら しゅうげつ) 江戸時代後期から明治時代にかけて活躍した人形師。 初代樋口舟月、通称金五郎は大坂生まれ。根付師としてその名を知られ、安永7年(1778年)頃に雛人形作りを生業にするため江戸に下り「古今雛」を考案。日本橋十軒店(じっけんだな)雛市に店を構え、大繁盛しましたが、大きな古今雛や江戸では造られていなかった御殿雛を手掛けたことにより、江戸所払いとなりました。 二代目・通称金太郎は、雛人形や5月の兜(武者)人形、また、山車人形も手掛けていましたが、華美を禁止する寛政の改革に触れ、雛人形の没収を受けています。 三代目・通称徳太郎は、18歳の時に病床の二代目から跡を継ぎました。二代目が制作した山車人形の修復依頼もありましたが、山車本体の制作にも携わり原舟月独自の構造を持つ「山車1本」の制作へと変遷していきました。 主な作品 <千葉県>佐倉市仲町・関羽 <埼玉県>本庄市宮本町「日本武尊」、本庄市仲町「神武天皇」、飯能市原町「神武天皇」 <栃木県>佐野市久保町「福禄寿」、栃木市萬町二丁目「劉備玄徳」、栃木市萬町一丁目「天照大神」 <東京都>八王子市横山三丁目「羅陵王」、八王子市八日町「素戔嗚尊(頭)」、八王子市八幡町「神武天皇(頭)」 <群馬県>高崎市新町第二区「武内宿禰」 など 山本 福松(やまもと ふくまつ) 幕末から昭和初期に活躍した生人形師で、初代は明治時代に活躍し、山車人形の制作で有名でした。浅草六区に住んでいて、明治41年(1908年)頃に死去したと云われています。 浅草の見世物小屋で松本喜三郎と生人形の合同興行や浅草花屋敷の菊人形展を手掛けていました。菊人形は頭や手足が人形で、体を菊で作られた等身大の人形です。 初代の死後、後を継いだ二代目は、菊人形、山車人形作りに携わりましたが、特に市松人形のような生人形作りが有名です。 昭和11年(1936年)突然廃業を宣言し、昭和36年(1961年)75歳で死去しました。 主な作品 <千葉県>成田市本町「藤原秀郷」、成田市仲之町「神武天皇」 <群馬県>高崎市和田町「菅原道真」、高崎市八島町「神功皇后」、高崎市南町「楠木正成」、高崎市歌川町「藤原定家」、高崎市相生町「源為朝」 など ※くわしくは、(一社)成田市観光協会HP「FEEL成田」をご参照ください。 チラシダウンロード (PDF形式/249KB) |
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日時 |
2022年6月4日(土) ~ 2022年7月10日(日) 10:00~17:00(6/6、6/13、6/20、6/27、7/4は休館) |
会場 | なごみの米屋 スカイタウンギャラリーA, B, C, D, E |
入場料 | 無料 |
受付状況 | 開催中 |
お問い合わせ | 成田市観光プロモーション課 TEL:0476(20)1540 FAX:0476(22)4494 |